RAW現像する写真の準備 < いろんな写真をRAW現像してみよう | RawTherapee入門

この章で使用するサンプル写真

この章では、実際の写真を使用してRAW現像に挑戦します。本ウェブサイトで7枚の写真を用意していますので、それをダウンロードして使ってください。

では、以下のファイルをダウンロードしてください。本ウェブサイトで用意した7枚のRAWファイルです。

ダウンロードした "samplephotos.zip" を展開すると、

という7つのファイルが作成されます。 OLYMPUS E-520で撮影したRAWファイルです。

展開したファイルを任意の場所に配置します。本ウェブサイトでは、デスクトップにCameraというフォルダを作成し、そこにRAWファイルを配置したものとして解説しています。

それぞれの写真の内容は以下の通りです。なお、以下に掲載しているのは、どの写真もカメラが出力した撮って出しJPEG画像です。

1枚目(samplephoto1.orf) - 青かぶりしている -

夜間に蛍光灯を点けた室内で撮影したため色かぶりしています。ホワイトバランスを "電球" にして色かぶりさせました。

意外にもホワイトバランスをオートで撮影しても色かぶりしませんでした。初めて買った一眼レフのOLYMPUS E-500ではよく色かぶりしていたのに。

2枚目(samplephoto2.orf) - 空が白飛びしている -

空が白飛びしていて山と空の境目がハッキリしていない所があります。

3枚目(samplephoto3.orf) - 霞がかかっていて空が白飛びしている -

空が白飛びしていて雲が見えません。また、霞(かすみ)がかかって遠くの山が白っぽく写っています。

4枚目(samplephoto4.orf) - 霞がかかっている -

滝のせいで湿度が高いのか霞がかかって白っぽく写っています。

5枚目(samplephoto5.orf) - 高感度ノイズの不安がある -

ISO 1600で撮影したためノイズが心配な1枚です。カメラの高感度ノイズ低減設定はオフにして撮影しました。

OLYMPUS E-520をもう1台のE-520で撮影しました。

6枚目(samplephoto6.orf) - 被写体が近いため歪曲している -

被写体の桐の箱が近いため歪曲しています。

7枚目(samplephoto7.orf) - やや暗く隅の光量も低下している -

空を広く写したためか、やや暗めに露出されています。また、周辺光量低下で隅が暗くなっています。

TOP

7枚の写真のRAWファイルをダウンロードし、デスクトップの下のCameraフォルダに配置しました。この7枚の写真を補正しつつRAW現像し、JPEGファイルとして出力してみましょう。

TOP